英語の名言を楽しむ(2)ウッディ・アレンの言葉
今回は、米国の映画監督で俳優のウッディ・アレンの名言です。恋愛についての言葉です。さっそく下に紹介しましょう。
まず、語句や文法の説明をしておきます。
一行目ですが、to 不定詞 is to 不定詞は、「~すれば、~することになる」という意味です。suffer は「苦しむ」ですし、suffer from ~ は「~で苦しむ」になります。
第二の文では、冒頭に目的を表す to 不定詞が来ていて、その後の one が主語になります。one を主語で使うと、「人は」とか「我々は」という意味になります。
第三文のbut then は慣用句で、「しかし、その一方で」という意味です。
それでは、今日の名言を訳しておきます。
「人を愛すれば、苦しむことになる。その苦しみを避けるためには、人を愛しちゃダメだ。しかし、それでは愛の無い生活でまた苦しむことになる」
恋愛にまつわるジレンマが見事に表現されていますね。
それでは、ウッディ・アレンの写真を下に貼っておきます。
何とも気の弱そうな顔をしていますね。女優との浮名も何度か流し、失恋の経験も多そうです。恋愛にまつわる苦労が、今回の名言にも如実に出ていますよね😄
今回の言葉は、きわめて率直で簡潔な名言だと思うのですが・・・。