叶 郁州 の白昼夢

日頃思うこと、小説の紹介などを書きます。最近、amazon でキンドル出版を始めました。

最近の地震に刺激されて・・・

四月中頃に、愛媛と高知で震度6弱を記録する地震がありましたね。あの時、今年は大きな地震が続くなぁと驚きました。そこで、この30年間ほどで起こった大地震をちょっと振り返って見ようと思います。下に大地震を列挙してみます。

 

阪神淡路大震災:1995年1月17日  M7.3 (Mはマグニチュード

東日本大震災:2011年3月11日  M9.0

熊本地震:2016年4月14日~16日   M7.3

能登半島地震:2024年1月1日   M7.6

 

上の数字を見ていて、大地震の発生した時期が1月から4月に集中しています。夏から秋にかけては全く起こっていないのが興味深いですよね。
東日本大震災は海溝型の地震だったので、マグニチュードが桁外れに大きいです。
それから、さきほどの30年間を天文学的数字で考えると「一瞬」にしか過ぎないので、その一瞬に4回も大地震が起こるということは、日本列島が地震の活動期に入っている証拠だとも言えそうです。

 

私は関西に住んでいるので、冒頭で言及した豊後水道地震が気になっています。
私は専門家ではないので、あやふやな知識で話しますが、確か熊本あたりから四国を通って紀伊半島にかけて活断層が延びているそうです。この一帯は南海トラフ地震震源域に入っているので、今後はこの地域で地震が頻発するんじゃないかと心配しています。特に和歌山あたりでの大地震を警戒してますよ。なにしろ関西ですからね。

 

まあ、地震は天災なので人間にはどうしようもなく、自分の住んでいる地域で発生しないことを祈るしかありませんけどね。

 

 

 

 

(続)最近の略語の話し

前回は、パワハラやノーノーなど略語が多用される話をしましたが、今回は逆に略語にならない言葉を取り上げてみます。

 

例えば「コンテンツ」や「プラットフォーム」などは決して略されることがないですよね。まあ、「コンテンツ」は短い単語なので、その必要もないかもしれませんが、「プラットフォーム」はけっこう長いです。「プラフォ」などと略されてもよさそうですがお目にかかったことがありません。

 

これはどうしてか?
これは多分、上の二語が現在もてはやされているからだと思います。知的な会話で使うIT関連の言葉ですし、最先端を行っているし、かっこいいからです。会話でみんなが使いたがっているので、おいそれとは手をつけることができず、略語にしないのだと推測します。

 

この略語という現象も、このように人間の心理や世間の風潮に影響されるのでしょう。もう少し例を挙げると、最近よく「モビリティ」という言葉を耳にするようになりました。この言葉の元の意味は「移動性」ということらしいのですけど、最近では「移動手段」とか「乗り物」を表すようになり、電動キックボードや「空飛ぶクルマ」なども指すようになっています。
従って、最先端の言葉なわけで、この「モビリティ」という語は当分略されることはなさそうです。

 

 

 

 

最近の略語の話し

最近は略語や短縮語が多用されていますね。

これには理由があって、元の言葉が長すぎるというのが一番の理由でしょう。例えば、スマホパワハラやアニソンなどがあります。これらはワイドショーなどでも使われているので、既に社会に定着していると思われます。

しかし、ヤフーニュースで、「ノーノー」という略語を見たときには吹き出してしまいました。もちろん、野球用語の「ノーヒットノーラン」の略です。笑ってしまうと同時に、何だかやりすぎだなぁという印象を受けました。

もっと驚いたのは、やはりヤフーニュースで「ウ」という略語を見た時でした。もちろん文脈から「ウクライナ」だとはわかりましたが、この時は一層やりすぎだなと思いました。第一、国名をここまで短縮するのは相手国に対して失礼で、ここまで来るとメディア人のマナーの問題ではないでしょうか。幾らタイトルのスペースが限られているとはいえ、ここまで来ると行き過ぎの感が否めません。

この意見に対して、「まあ、いいじゃないか、略し方を楽しもうよ」と言う人もいるでしょう。だけど、私としては言葉というものをもう少し大切に扱ってほしいのですよ。

これは私の予想ですが、上記の「ノーノー」や「ウ」という略語は将来、自然淘汰されて使われなくなるんじゃないかと思っています。

今回ははてなブログでの私の初投稿でした。読んでいただいてありがとうございました。